体験版と赤外線フォトリフレクター版の違い
この「落とせ雪かき」赤外線フォトリフレクタ版は、体験版の進化版として位置付けています。
体験版と比較をして「赤外線フォトリフレクタ」という部品を使用して制御するので難易度が上がり時間も始めてであれば90分以内に収めるのは難しいからです。
プログラムを使用して制御しないといけない部分が違ってきます。
体験会で行う「落とせ雪かき」は前進・右折・左折などの車の動きを制御するだけでしたが、赤外線フォトリフレクタの値によって動きを制御します。
また、赤外線フォトリフレクター版では青と赤のLEDも追加で使用して制御を行います。
赤外線フォトリフレクタってどんな働きをするセンサー?
車の部分は、体験会と同じなのでマニュアルに沿って組み立てていきます。
次に「赤外線フォトリフレクタ」を接続して簡単なプログラムを作ります。
テストモードで「赤外線フォトリフレクタ」の値がどのように変化するかを見てみます。
これで「赤外線フォトリフレクタ」の働きを理解します。
赤外線フォトリフレクタをどのように使うか
テスト的に取り付けた「赤外線フォトリフレクタ」を一旦外します。
「赤外線フォトリフレクタ」をどのように使用してブロックを落とすか考えます。
マニュアルはないので答えは1つではありません。
何を検知するために「赤外線フォトリフレクタ」を使うかということを考えます。
体験会ではうまく考えることができなかった子供もここではどうしたいかを考えてもらいます。
「赤外線フォトリフレクタ」をどう使うかを決めないとロボットを改造できないからです。
ここで考えたことを実際にプログラミングして考えた通りに動くかというのをやってみます。
LEDの使い方
赤と青のLEDを使いますが、どこに使用するかは自由にしています。
LEDの点灯に関してのみ指定をします。
LED青は車が進んでいる時は青を点灯させます。赤外線フォトリフレクタの値で車の動きが制御されているときは消灯させます。
LED赤は車が進んでいる時は青を消灯させます。赤外線フォトリフレクタの値で車の動きが制御されているときは点滅させます。
雪かきロボット改造
ポイントは「赤外線フォトリフレクタ」をどこにつけるかです。
あとは体験会と同じようにブロックをたくさん落とすことができるようにロボットを改造していきます。
そしてプログラミングを行います。
「赤外線フォトリフレクタ」の値によって動き制御していきます。
また、LEDが決められたように点灯・点滅するかも確認します。
プログラミングを行って実際に動かしてみます。
うまくいかなければプログラムを修正して再度実行です。
最後はコンテストで参加者で誰が一番ブロックを多く落とすことができるか競います。
こちらは体験ではなく授業の1つとして行っています。