近年、マイクラを使ったプログラミング教室が人気となっています。
この記事では、マイクラでプログラミングをする際にはどのようなプログラミング言語を使ってプログラミングを行うのか、またマイクラのバージョンは何がいいのかについて書いてみます。
目次
マイクラで学べるプログラミング言語は?
マイクラでプログラミングが学べる言語の紹介を行っていきます。
MakeCode
まずは、最もメジャーな言語としては、MakeCodeがあります。教育版マインクラフトを購入すれば無償で使えます。
makecodeは、小学校低学年でも学べるようにビジュアルプログラミング形式です。
ビジュアルプログラミングとは、コードを入力せずパーツを選択する事でプログラミングするものです。
スクラッチが代表的なビジュアルプログラミングですが、似たようなプログラミング言語はたくさんあります。
多くのマイクラプログラミング教室が導入しているのが、makecodeになります。
文字の入力はあまりないので小学校低学年から学べるし、複雑なプログラムも作る事が出来ます。
JavaScript(MakeCode)
マインクラフトは、単なるサンドボックスゲーム以上のものとして、教育の場でも注目されています。特に、MakeCodeエディタを使用することで、JavaScriptというプログラミング言語を学ぶ機会を提供しています。
このプラットフォームは、ユーザーが実際にゲームの中でコードを書き、動かすことができるため、学びながら遊ぶことができる非常に効果的な方法です。
MakeCodeは、プログラミング初心者でもアクセスしやすいように設計されており、JavaScriptの基本的な構造と命令をビジュアルとテキストベースのコーディングを通じて教えます。
この環境では、コードブロックを組み合わせて複雑なアクションを作成することが可能で、実際のコーディング経験に直接つながります。たとえば、プレイヤーはキャラクターやアイテムに対して特定の動作をさせるコマンドを実装することで、イベント駆動型のプログラミングを体験できます。
このアプローチは、特に子供たちにとって、コードがどのように動作するかを直感的に理解するのに役立ちます。彼らは、エラーが発生したときに何が悪かったのかを理解し、それをどのように修正するかを学ぶことができます。
さらに、MakeCodeを使用することで、基本的なJavaScriptの概念だけでなく、プログラミングの論理的な思考や問題解決のスキルも身につけることができます。
プログラミングを学ぶ方法として、マインクラフトとMakeCodeは、教育者や親が子供たちに提供できる、創造性を刺激しながら技術的なスキルを育てる有効な手段です。
この方法で学ぶことの利点を考えると、どれほど多くの可能性が開かれるでしょうか?そして、将来このスキルがどのように役立つかを想像してみてください。
Python(MakeCode)
マインクラフトといえば、その自由度の高いゲーム性がまず思い浮かぶかもしれませんが、実はプログラミング学習の場としても非常に優れています。
特にMakeCodeプラットフォームは、Pythonというプログラミング言語を使用して、ゲーム内で様々な機能を実装する方法を学べるツールです。Pythonはその読みやすさとシンプルな文法で知られ、初心者にも理解しやすい言語の一つです。
MakeCodeでのPythonプログラミングは、ビジュアルプログラミングとテキストベースのコーディングを組み合わせた形で提供されます。
このアプローチにより、ユーザーはドラッグアンドドロップのビジュアルブロックを使って直感的にコードの流れを学びつつ、徐々にPythonのコードを直接編集することで、プログラミングの基本的な概念をより深く理解することができます。
マインクラフト内でPythonを使うことの最大の利点は、作成したコードが即座にゲームの世界で動作することを確認できる点です。例えば、プレイヤーはPythonを使ってキャラクターの動きを制御したり、自動的に建物を建てるスクリプトを作成したりすることができます。
この実践的なアプローチは、理論だけでなく実際のプロジェクトに即したスキルを養うのに役立ちます。
プログラミングを学ぶ方法として、Pythonはその汎用性から多くの分野で使われており、MakeCodeを通じてマインクラフト内で学ぶことで、子供たちは単にゲームを遊ぶだけでなく、将来的に役立つ技術的な基盤を築くことができます。
親御さんや教育者は、このようなツールをどう評価していますか?そして、この教育方法が子供たちの創造力や問題解決能力の発展にどのように寄与するかを想像してみてください。
マイクラッチ
マイクラのプログラミングが学べるプログラミング言語に「マイクラッチ」という言語があります。
マイクラッチとはどのようなプログラミング言語かというとデジタネが開発した独自のプログラミング言語です。
makecodeと似たような言語となっており、ビジュアルプログラミングを行います。
makecodeと同じで小学校低学年から学べるようになっています。
「makecode」と「マイクラッチ」は何が違うかというとマイクラッチはデジタネが開発した独自のアプリケーションとなっており、makecodeにない機能が追加される事があります。
マイクラッチが使えるのは、デジタネのオンライン利用者か教室受講者のみになります。
Modによる独自言語
マイクラのJAVA版には、「mod」というマイクラに機能追加出来る仕組みがあります。
マイクラにmodで機能を追加する事でプログラミングを行うというものになります。
「mod」は、自分で入手するか自分で作るかのどちらになります。
どのようなプログラミングを行うかは、mod次第という事になります。
自分で作れば、c言語でプログラミングが出来るかもしれませんし、ビジュアルプログラミングで高機能なものが出来るかもしれません。
マイクラのプログラミングが出来るmodは、探せば無償で入手できるかもしれないし有償で販売されているかもしれません。
「mod」を使ってマイクラのプログラミングを学ぼうと思っている場合は、「mod」の入手方法を明確にする必要があります。
マイクラのプログラミングが学べるバージョンは?
マインクラフトでプログラミングを学ぶことができるのは、主に「マインクラフト: エデュケーションエディション」と「マインクラフト Java Edition」の二つのバージョンです。
これらのバージョンは、教育目的で利用されることが多く、特に子供たちにプログラミングの基礎から応用までを教えるのに適しています。
マインクラフト: エデュケーションエディション
特徴:
教育機関向けに特別に設計されており、教室での学習に最適です。MakeCodeやPythonなど、さまざまなプログラミング言語をサポートしています。
コードビルダー機能を利用して直感的にコーディングが学べる。
利点:
教育用のリソースが豊富にあり、学習プロジェクトやレッスンプランが組み込まれている。協力学習が促され、クラスでの共同作業やプロジェクトが容易に行える。
マインクラフト Java Edition
特徴:
より自由度の高いカスタマイズが可能で、高度なユーザーに適しています。modを利用して新しいプログラミング言語を学ぶことができる環境が整っています。
利点:
大規模なユーザーコミュニティからのサポートがあり、多様な学習リソースが共有されている。
実際のゲーム開発環境に近いため、本格的なプログラミングスキルを養成するのに役立つ。
これらのバージョンを使用することで、プログラミングを学ぶだけでなく、創造性、問題解決能力、協働スキルなど、21世紀に必要とされる多くのスキルを養うことが可能です。
教育者や保護者は、これらのツールをどう活用していくべきでしょうか?子供たちにとって有意義な学習経験をどのように設計することが最も効果的だと思いますか?
マイクラのプログラミング言語まとめ
マインクラフトのプログラミング言語について説明をしてきました。
オーソドックにマイクラでプログラミングを学ぶならマイクラの教育版でmakecodeを使うというのが、最もオーソドックスなところと言えるのではないでしょうか?
makecodeでビジュアルプログラミングなら小学校低学年からでも学ぶ事が出来ます。javascriptやpythonはプログラミングをする環境があっても
しかし、これだとプログラミングを行う環境が入手出来ただけでどのように学ぶかが明確になっていません。
少しお金が掛かりますが、教室に通った方がいいのではないかと思います。
自宅でマイクラのプログラミングを学べるというとオンラインがありますが、オンラインなら以下がおすすめです。
デジタネオンライン
京都の教室でマイクラを学ぶならスタディルームレオロボット教室がおすすめです。