そろばん教室と言っても実は色々な教室があります。
ですのでそろばんを学ぶ上で教室選びは重要なポイントになります。
教室を選ぶ上でポイントはいくつかありますが、重要なのは「目的」です。
自分が何もためにそろばんを習うかを認識して目的を達成するのにいい教室を選ぶという事です。
大会に出場して入賞を目指すなら「有段者が教えている教室」がいいという事です。
また、フラッシュ暗算をマスターしたいならフラッシュ暗算を教えている教室という事です。
授業料が安いという人もいると思いますが、元々授業料の安い習い事なので相場から大きく外れていなければそれほど重視しなくてもいいでしょう。
目次
そろばんを学ぶ目的
まずは、なぜそろばんを学びたいのか整理するといいでしょう。
例えば、「全国大会に優勝したい」なら優勝できるように指導できる先生でないといけません。生徒が大会で入賞しているような教室がいいでしょう。
昇段や昇級を積極的に目指したい人ならそういう教室がいいでしょう。
大会や昇段や昇級は是非がありますが、モチベーションアップになることは事実で本人がよければいいのではないでしょうか?
フラッシュ暗算はやっていないところがあるのでフラッシュ暗算をやりたい場合は事前に確認をしましょう。
多くの生徒は計算能力アップというところですが、自分の目的にあった教室を選ぶべきでしょう。
授業料などそろばん教室に必要なお金
そろばん教室は習い事の中では安価な部類になりますが、気になる人もいると思うので授業料について書いてみます。
そろばん教室に通うのに必要なお金は大きく分けて教室に入る時に必要な入会金と毎月必要な授業料があります。
教室によっては授業料以外にテキスト代・施設維持・光熱費といったお金が必要になります。
また、検定の際に検定代金や大会に出場する場合は遠征の必要になります。
まとめると
入会金が3,000~10,000円ぐらいです。
ホームページやパンフレットには「入会金」と書いてあっても実際には請求していない教室もわりとあります。
体験後の○日以内に入会すれば入会金が無料というやつです。
体験に行く場合は、入会するか否か基準を決めてから参加するといいでしょう。
授業料はほぼ全ての教室が1週間に何回通うかで料金が変わります。
そろばん教室の授業料
- 週に1回:3,000~6,000円ぐらい
- 週に2回:5,000~8,000円ぐらい
- 週に3回またはフリー:7,000~1万2,000円ぐらい
後は、フラッシュ暗算が別料金となっている場合があります。
フラッシュ暗算をやりたかったら授業料がポンと上がるかも知れません。
テキスト代・施設維持・光熱費は、教室により色々なので相場は、書けません。
最後に検定代金を書いてみます。
全国商工会珠算検定料金です。
- 1級 2,140円
- 2級 1,600円
- 3級 1,380円
- 4,5,6級 各960円
- 7,8,9,10級 各750円
ざっくりとした目安なら週に1回5,000円ぐらいそれほど高くはないでしょう。
独自のコンテンツを提供。
そろばん教室の中では複数店舗の展開をしているところがあります。
このような教室は他の教室にはない独自のコンテンツを提供しているところがあります。独自のコンテンツを調べてそれが自分の目的ならチェーン店の教室で受講するというのも1つです。
そろばん教室で複数展開している教室を調べてみました。
ピコそろばん教室
京大個別会という予備校が運営しているそろばん教室です。
そろばんの達人を目指すのではなく、子どもたちの数字嫌いをなくし『受験』に役立つ計算力・集中力・忍耐力を身につけるための新しいそろばん教室です。
考え方に賛同した600以上の教室が加盟しています。
いしど式そろばん教室
創業47年で全国に270校を展開するそろばん教室です。
子供たちと向き合う6つの意思があります。
そろばん教室88くん
そろばん教室88くんはセイハが運営するそろばん教室です。
全国160以上の教室があり、ショッピングセンターにあるので通い易い場所にあります。
講師巡回型の少人数指導で運営しています。
注意した方がいいフランチャイズ
傾斜産業のように思われていたそろばん教室ですが、最近は新規でオープンするケースもあります。
それは、そろばんの効果が見直されてきた事と新規にオープンするのに多額の費用は必要ないからです。
低価格で参入出来るフランチャイズの出現により参入が容易になりました。
このため学習塾が併設で参入しています。
低価格のフランチャイズの場合は、研修の時間が数時間ぐらいと短い時間の場合があり質の高い授業が行われない事があります。
先生との相性
そろばん教室に限らずというところですが、とても重要なのが先生との相性です。
いくらそろばんの達人であっても相性が合わない先生のいる教室に行っても楽しくありません。
どんな先生がいるかは体験に行くしかありません。
体験は、教室の内容を体験する以外にも先生との相性を確かめるところでもあります。
接する時間は長くありませんが、割と相性というのは短時間でもわかるものです。
まとめ
そろばん教室を選ぶ上で重要な3つのポイントは、「そろばんを学ぶ目的」「先生との相性」「授業料」などです。
その中で最も重要なのは「そろばんを学ぶ目的」であると言えます。
「そろばんを学ぶ目的」を果たすのに適した教室を選ぶべきでしょう。
スタディルームレオロボット教室では、デジそろという教材を導入しています。
デジそろとは従来型のそろばん教室とは異なり、大会の入賞や段級の取得を目指さず計算能力アップに特化しています。
大会や段の取得を目指しません。
以下のような人におすすめです。
デジそろをすすめたい人
- 算数を苦手させたくない
- 集中力が足りない
- 勉強する姿勢を早く身につけたい
- 自身をもってほしい